コーチ・講師・コンサルタントのための
ウェルスダイナミクスを活用したいとおっしゃるコーチ、講師の方のほとんどがプロファイルとを活用したいと希望されていると思います。
そのプロファイルについてご紹介します。
まず、基本的に知っておいていただきたいことがあります。
プロファイルとは、イコール性格のことではないということです。
プロファイルは性格の中の一部、そして、中心になる部分のことを指しています。
ということです。
そして、このことがあらわしているのは
【プロファイルは変わらない】
ということです。
そこで、まずは、性格の構造についてご紹介します。
「性格」は一貫性を持った他人との違いを意味する。
気質=生まれ持った性格
気性=幼少期に培われる性格
習慣的性格=学齢期に培われる性格
社会的性格=社会に出てから培われる性格
プロファイルは気質と気性の部分を指しています。
ここは、性格の中でも中心にあり、
後から変えにくい部分となっており、それなので【プロファイルは変わらない】とお伝えしています。
そして、多くの方が感じているように【性格】は変化していきます。
ウェルスダイナミクスでは、この変わらない部分に焦点を当て、土台として活用し伸ばしていくための、プロファイリングを意図しています。
もう一つの側面で【性格】を見ていきましょう。
そこには
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人は特性を使って行動する
が、特性は行動を限定しない
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という原則があります。
1)特性
特性はその人の行動を生み出す元となる独自の能力を意味します。例えば、人とスムーズに会話ができる能力がある場合、それを「社交性」と表現する事ができます。もしくは、他の人が思いつかないようなアイデアを生み出せる能力を指して「革新性」という特性を表現する事もできます。
2)行動
特性を利用することで、行動が生まれます。例えば、高い社交性を持っている人であれば、その特性を活かして交流会等に参加しながら多くの人脈を築けるかもしれません。もしくは、取引先や知り合いの人にまめに連絡を取ることで、より深い人間関係を築けるかもしれません。このように、一つの特性であっても、それをどのように活かすかによって表に現れる行動は変わってきます。
また、ある人が内向的な特性を持っていたとしても、会社で営業に配属された結果「日々の努力によって社交的な行動が楽にとれるようになった」というケースもあります。このような場合、生まれつきの特性として社交性があるわけではなく、周囲に期待される社会的役割に適した行動をとっているのです。ある人の行動が、生まれつきの特性から生まれているものなのか、特性ではないけれど環境によって行動できるようになったものなのか、分けて考えるようにしましょう。
3)イメージ
ある特性によって行動が生まれた時、その行動を自分がどう思うかもその人の性格に関係します。例えば、外向的な特性によって色々な人に出会う交流会に毎週参加している人がいるとします。その人は、自分のことを活動的な人と思っているかも知れませんし、遊んでばかりいる怠惰な人と思うかも知れません。
つまり、特性と行動には色が着いていないのですが、それを本人がどう捉えるかによって性格が決まります。具体的な例をもう少しみてみましょう。
大学生3年生の西原さんは外向的な特性をもっていて、人前に出て自己表現することが好きです。そんな自分のことを「私は、大勢の人の前でも物怖じしないで、はっきりを意見を言える人間だ」とポジティブに考えるかもしれません。
もしくは「いつも必要以上に喋ってしまう。黙っていた方がみんなも落ち着くんだろうな・・・」と、自分の行動に後ろめたさを感じているかもしれません。前者は「賑やかだけどエネルギッシュな人」と周囲から見られ、後者は「引っ込み思案な人」と思われるでしょう。
ウェルスダイナミクスで明らかになるプロファイルは、特性です。
ですので、必ず「このような行動をとる」ということは決まっていません。また、その行動が好ましいものかそうでないものかも判断していません。あくまで、行動を生み出す根源的な能力に焦点を当て、どんな特性をその人は持っているのかを明らかにします。
引用元:「プロファイリング通信講座」
それを踏まえてプロファイルについてご紹介いたします。
ウェルスダイナミクスのプロファイルは8つのタイプに分かれます。
8つのプロファイルを構成する元となる4つの性格的特徴を【周波数】と呼んでいます。
それぞれ、ダイナモ、ブレイズ、テンポ、スチールと呼びます。
が、実はもう一つ周波数が存在しています。
ウェルスダイナミクスのプロファイリングが他のタイプ診断と大きく異なるひとつの要素がもう一つの周波数【スピリット】です。
図で示すと、4つのそれぞれの周波数は底の四角形の上に配置されています。
スピリットはピラミッドを描いた頂点に位置しています。
例えば、コーチングで必ず出てくる『ジャッジしない』はこの視点を持つことで可能になるのです。
その視点から物事を見た時には、四角形の真ん中に位置するので、必然的に中立であり、他の周波数より高い位置なので、自然に視座があがります。
ウェルスダイナミクスのプロファイルの配置や構築はこの位置に立ちその特性を得るチャンスを提供することができるのです。
そのため、多くの方が「プロファイルを知って楽になった」という実感を持たれるのです。
それは自分のことも、他人のことも中立の立場から、客観的に公平で公正な見方ができるようになるからです。
人の性格的特徴を語るには、辺四角形の上に配置された、4つの周波数から成り立つプロファイルを見ていきます。
8つのプロファイルは、
4つの周波数と呼ばれる特性の
組み合わせでできています。
なので4つの性格的特徴を覚えることで
8つのプロファイルの特性が
見極められるようになります。
その使いやすさが、コーチ、講師、コンサルタントに支持されるポイントです。
4つの周波数は、人々の性格的特徴を表しており、ウェルスダイナミクススクエアの4つの側面を形成しています。
ウェルスダイナミクスのプロファイル結果のレーダーチャートでそのバランスが分かります。
だれもがすべての要素を合わせ持っていますが、バランスは一人ひとり違います。
それぞれの周波数のパーセンテージを見ることにより、第一のプロファイルと両隣のプロファイルが分かります。
ウェルスダイナミクスのプロファイルテストを活用することで、このレーダーチャートが手に入ります。
エネルギッシュでダイナミック。
物事を始める能力に優れているが、やり遂げるのが苦手なことがある。
未来に起こりうるビジョンを描いて人に伝えるのが得意。
ピンチの時はとっさに、「何をすれば?」「何を作れば?」など、【WHAT】の質問で切り抜けようとするタイプ。
ダイナモ周波数を持つプロファイル:メカニック・クリエイター・スター
重要なもの:自己重要感
情熱的、社交性に富み新しい人と付き合うことを得意とするが、
目の前の事にとらわれ、注意散漫になることがある。
感情を巻き込むのが得意。
ピンチの時は「誰に聞けばいいだろう?」「誰を連れて来れば?」という
【WHO】の質問で切り抜けようとするタイプ。
ブレイズの周波数を持つプロファイル:
スター・サポーター・ディールメーカー
重要なもの:多様性
思いやりがあり、チームプレーが得意
集団内における自分の役割を、責任を持って果たすが他人の指示を求める傾向がある
ピンチの時は、「いつやるべきか?」
「今なのか待つべきか?」「どこでやると効果的か?」という
【WHEN/WHERE】の質問で切り抜けようとするタイプ。
テンポの周波数を持つプロファイル:
ディールメーカー・トレーダー・アキュムレーター
重要なもの:つながり、絆
整然として、体系だっており、細部に気がつく
何かをやり遂げることが得意だが、新しいことを始めるのが苦手
付き合う相手は慎重に選び、この人と思った相手に対してはとても忠実。
情熱があっても周囲に伝わりにくく、冷めていると思われてしまうこともある。
ピンチの時には、「どうやって解決しよう?」「良いやり方は?」と
【HOW】の質問で解決しようとするタイプ。
スチールの周波数を持つプロファイル:
アキュムレーター・ロード・メカニック
重要なもの:確実性
自分が持つ周波数の中で、最も強力な周波数との調和を作り出すことに時間をかければかけるほど、より早くフローに乗ることができます。
ウェルスダイナミクスのプロファイルの活用は、もともとの自分本来の周波数に沿った行動や意思決定を促進する効果があります。
よく、それはラジオのチャンネルを好きな番組に合わせることにたとえられます。
ウェルスダイナミクスという指標を持ったことで、生きやすくなったという人はたくさんいらっしゃいます。
それは、自分の決定と行動に確信をもたらしてくれるからです。
ですが、ここまで読んでいただいたあなたにはお分かりいただけると思いますが、それだけで終わってはしまっては、ウェルスダイナミクスというプログラムはもったいないのです。
その決断と行動を内的価値構築に持っていくからこそ、自己実現につながるのです。
ウェルスダイナミクスの講座を担当する講師
1997年にプロポーションメイキングのフランチャイズサロン開業以来1500名以上のカウンセリングを経験。
個々の性格・状況に応じた的確なアドバイスを行うことで確実に結果に繋げ 全国大会入賞者を輩出。
2013年にウェルスダイナミクスに出会い自身の強みに気づき自信を取り戻した経験から「ひとりひとりが 自分の価値に気づき互いを認め生かし合える社会づくり」を目指しシニアトレーナー資格を取得。
トレーダーの人材育成能力を活かした分かりやすい説明と根気強い継続的な応援の仕方は クライアントからも高評価を受けている。
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