すでに世の中にあるコンテンツを使い、いくつかの要素を取り入れながら、【オリジナルパーツの組み合わせ】で体系化するのが得意。一番の売りはオリジナリティよりも再現性。よくできている既存のコンテンツであるにも関わらず、成果を上げられていない人を見つけ、取り組み方の改善点を見つけ再現性を高めることに注力することで特性を活かせる。また、使う人の力量を問わず、同じ結果が出るような仕組み化をすることもできる。また、最終的にビジネスが大きくなっていったときに、自分がいなくても回る仕組みを作り、運営することを念頭に置くとモチベーションを維持しやすい。 

ウェルスダイナミクスを作ったロジャー・J・ハミルトンもこのタイプ。彼のように独自のオリジナルコンテンツを生み出し展開することが特性を活かすコツ。セミナーや講座も行うがメインはオリジナルコンテンツそのものが売れるようにすることであり、他者に売らせてほしい使わせてほしいというレベルのコンテンツに昇華させる。一方で、多くのクリエイターも、最初は人のコンテンツを話すところからスタートし、キャリアを積み上げ、自分のオリジナルを構築した。【違い】とは他を知ることによって確立するからである。型を知り、身につけた上で、壊していくことを【型破り】と言い、型そのものを身につけないことは【かたなし（型なし）】と言う。初めからオリジナルを主張することで遠回りをするクリエイターは多い。そのことを意識しながら行動することでスムーズな起業となる。 

アンソニー・ロビンスがこのタイプ。コンテンツそのものより、自分自身のブランド化を行い、既存のコンテンツに【オリジナリティ溢れるアレンジ】を施して、自分ブランドで打ち出すことで特性を活かすことができる。コンテンツ以上に、自分の存在を前に出して自分自身に価値を置き、影響力を高めていくこと。一対多数（数百人、数千人のモデル）で提供する方法を模索する。仕組み化を考えるよりも、いかに自分自身の単価を上げていくかに注力することが、成功のカギとなる。そのためには【自分でなければできない】というセミナー、講座のスタイル（内容ではなく）を確立していくこと。独自の発信メディアを持つといい。