アンソニー・ロビンスがこのタイプ。コンテンツそのものより、自分自身のブランド化を行い、既存のコンテンツに【オリジナリティ溢れるアレンジ】を施して、自分ブランドで打ち出すことで特性を活かすことができる。コンテンツ以上に、自分の存在を前に出して自分自身に価値を置き、影響力を高めていくこと。一対多数（数百人、数千人のモデル）で提供する方法を模索する。仕組み化を考えるよりも、いかに自分自身の単価を上げていくかに注力することが、成功のカギとなる。そのためには【自分でなければできない】というセミナー、講座のスタイル（内容ではなく）を確立していくこと。独自の発信メディアを持つといい。 

日本では、レイキや宝地図で有名な望月俊孝さんがこのタイプ。コンテンツそのものよりも、コミュニティ形成が成功のポイント。コンテンツは自分で作らず、すでにあるものを活用し、コミュニティの人々に求められているコンテンツを探してきて、自分経由で提供する。コンテンツそのものより、自分のところに集まってくる人との関わり方が成功のカギを握る。コンテンツではなくコミュニティにいる【人】に軸を置くことで、その人たちに必要なコンテンツを用意するスタイルが向いている。なので、第3者から見た時に扱っているコンテンツに統一感がなく、一見バラバラになっても大丈夫なケースが多い。

独自性の高いコンテンツを持たなくても、オーソドックスなものを扱い、知識を教えるよりも、体感してもらえるようなワークショップにおいて抜群のファシリテーション力を発揮する。華やかさを持つディールメーカーではあるが、実は1対1の深いコミュニケーションスタイルを得意とし、強みである「盛り上げ」「共感」「フットワークの軽さ」などを元にコミュニティ形成でも、大いに力を発揮する。一段上からのリーダーとしてまとめるというよりも、一人一人と同じ目線に立ち、こまめなコミュニケーションをとることで強みが活かされる。また、コミュニティの中で、誰かと誰かを結びつけて新しいものが生まれるようなお膳立てをするなどクライアントのために具体的に動き、実質的な価値を提供していくことが大きな価値となる。